【銘柄分析】ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の業績・増配率推移一覧
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の財務データを分析してみましたので、以下内容をサマリーします。
①P/L情報
売上高は700億ドル付近で安定推移しています。
2017年の当期純利益が急減していますが、これは米国税制改正の影響で発生した一時的なものであるため、特に気にする必要はありません。
②P/L比率分析
粗利は70%台、営業利益率は約30%台で推移しており、非常に利益率の高いビジネスであると言えます。
2017年の利益率減少は上述の通りです。
③キャッシュフロー分析
毎期しっかりと営業キャッシュを稼いでおり、キャッシュフローも非常に安定しています。
フリーキャッシュが潤沢にあるので、当面は配当による株主還元も全く問題ない水準です。
④1株当たり情報
リーマンショック以降も同社のEPSは安定して推移しており、一株当たり配当(DPS)も右肩上がりで増えてきました。
⑤増配率推移
増配率は2008年頃は10.8%ほどありましたが、最近では5.8%と少し物足りなくなってきました。
それでも50年以上に亘って増配を続けてきた実績があるため、今後の増配成長に期待したいところです。
⑥チャート
最後にチャート情報です。
非常に綺麗な右肩上がりのチャートを描いています。
安心して長期投資ができる数少ない銘柄の一つでしょう。
総括
財務は非常に良好、チャートは綺麗な右肩上がり、キャッシュフローは潤沢、と非の打ち所がありません。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは米国株長期投資をするなら絶対に外せない黄金銘柄と言えるでしょう。