株式や不動産を上回る超優良資産はあなた自身です
先行き不透明な世の中において、会社から得る給料だけでは不安になる人も多いと思います。
長年勤務した会社からの退職金や、将来貰えるはずの年金も、不確実要素の高いものになってしまった昨今、もはや自分で資産を積極的に増やさなければいけない時代となりました。
そこで資産を増やすために、多くの人は株式や不動産を購入し、あるいは起業して自分だけのビジネスを所有したりします。
しかし資産を増やす過程で、株式や不動産にはある程度軍資金となる元本が必要ですし、起業ともなれば相当な労力を要するため、多くの人は資産を築きたいと思っていても、現実非常に難しいのが実情です。
「やっぱり資産を築くのは無理だよ、、、」
「俺には資産も何もない!」
確かに株式や不動産、ビジネスを所有するとなると、ある程度の心理的ハードルがありますが、実は労働者であるあなたはすでにある資産を保有しています。
そう、あなた自身が資産なのです。
年収500万円稼げる人は、6,000万円の株式を運用しているのと同じ
例えばあなたが額面年収500万円(手取り400万程)を毎年稼ぐとしましょう。
株式の平均年利回りは6%くらいといわれているので、手取りで年間400万円の給料を稼げる人は、
4,000,000 ÷ 6% ≒ 66,666,666
つまり、6,667万円ほどの株式を年利回り6%で運用していることと変わらないのです。
このように考えると、あなたは毎年6,000万以上の資産を自分自身で運用しているということになります。
6,000万円ほどの株式や不動産などの投資用資産を、普通の20代や30代のサラリーマンで運用している人なんてほとんどいないでしょう。
ましてや6,000万円ほどの資産を運用することになれば、日々のマーケットリスクに晒されることになるため、場合によっては大幅な損失を余儀なくされます。
しかしあなたが会社に勤務して、給料やボーナスを貰える限り、年間400万円ものキャッシュを無リスクで稼ぐことかできるため、ある意味最強の資産と言えるわけです。
「投資なんて危ないから、変なこと考えないで真面目に働いてよ!」
嫁や家族からこのように言われるのは、それはあなた自身が安全な無リスク資産であるからに他なりません。
資産形成の基本は人的資本×投資用資産の組み合わせ
ただ、いくら無リスク資産といっても、病気や事故などで働けなくなるリスクもあるため、そのためにあなたがやるべきことは、給料をベースに株や不動産などに投資して、コツコツ資産を作ることです。
あなた自身が人的資本となり、安定したキャッシュを稼ぎ続け、稼いだお金を投資に回すことで、手堅く資産を構築していく。
かつてロナルド・リードという投資家がいましたが、彼は地方のデパートやガソリンスタンドの店員をする傍ら、日々倹約をし、貯めたお金をコツコツ株式に投資して、10億円もの資産を築いた、という伝説があります。
このように資産形成というのは、強い意志を持って取り組めば誰にでも実践できることなのです。
国の年金や退職金なんてアテにしてる暇があったら、今すぐに資産形成に取り組むべきだと思います。