天楽のグローバル投資LIFE

海外ETFや投資信託を中心とした資産運用ブログ。自身の英語学習法についても配信しています。

【投資方針】2018年は海外ETFメインのポートフォリオに変更します

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突然ですが、これまで実践していた個別株中心のポートフォリオをやめて、新たに投資方針を見直すことにしました。

 

 

個別株中心の投資をやめようと思った理由 

 

私の場合はこれまで米国高配当株を中心とした個別株投資を実践してきましたが、以下の理由でやめることを決意しました。

 

 

理由①: 欲しい銘柄が多すぎるため、いっそのことETFで運用した方が都合が良い

 

米国株を毎日色々と眺めていると、フリーキャッシュフローの潤沢な企業、連続増配や自社株買いなどの株主還元に積極的な企業、世界中でビジネスを展開するグローバル企業など、魅力的な銘柄が沢山あります。

 

私もこれまでジョンソン・エンド・ジョンソンやコカ・コーラ、エクソンモービルなど、直近では13銘柄の個別株に投資してきましたが、これでも厳選して絞っているのが実情であり、他にも欲しい銘柄は山ほどありました。

 

コカ・コーラだけでなくペプシコも欲しい、ジョンソン・エンド・ジョンソンだけでなくメルクやアボットも欲しい、マクドナルドやホームデポもポートフォリオに加えたい、というようなことを考えていると、平気で50銘柄以上の欲しいリストが出来てしまいます。

 

一般的に個別株投資でポートフォリオを組む場合の最適保有銘柄数は10〜20銘柄前後と言われている中で、50銘柄に投資するのは管理コストがかかり過ぎますし、かと言って欲しい銘柄を手に入れないもどかしさもある。

 

それならばいっそ、一つにパッケージ化されたETFの方が良いんじゃないか?と考えたわけです。

 

 

理由②: ETFでも高配当ポートフォリオを作れる

 

元々、高配当株中心のポートフォリオだったため、やはり配当金に対する魅力は今も薄れてはいません。

 

しかし高配当株でなくても、ETFである程度の分配金を得ることは可能です。

 

例えば全世界株式に投資するVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)の直近分配金利回りは2.94%、米国高配当株中心のHDV(iシェアーズ米国高配当株ETF)は3.72%、など満足のいく水準です。

 

これならばリスクを取って個別株投資をしなくても、ETFで分散を効かせながら「ある程度」の高配当を実現できるので、精神的にもかなり楽です。

 

また増配率の点でも、例えば2017年のVTの分配金増配率は7.5%、VYM(バンガード米国高配当株式ETF)は8.8%、VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)は5.6%と、まあまあな水準です。

 

2017年のプロクター・アンド・ギャンブルやフィリップ・モリスの増配率が2%前後だったことを考えますと、ETFでも増配率がある程度期待できそうだな、と感じたのも魅力の一つです。

 

 

理由③: ETFの方がよりシンプルな投資が実現できる

 

個別株投資をしていて一番問題に感じたのが、ルールを遵守するという難しさです。

 

例えば私の場合は、「定期的に個別株をポートフォリオのセクター割合を考慮しながら毎月20万ずつくらい購入する」という大雑把なルールだったわけですが、いざ市場でネガティヴニュースが流れて株価が急落する場合に、ルールを破って特定の銘柄を多めにナンピン購入する、というようなことをやっていました。

 

これですとポートフォリオの中で特定の銘柄にやたら偏ったり、または追加購入した時点よりもさらに株価が下落して含み損が増える、なんていうことが度々ありました。

 

これは本当に反省しなければいけない点です。

 

この反省を活かし、次回からは「夏と冬のボーナス時期に年2回ETFを購入する」とした方がシンプルです。

 

そして海外ETFとは別に、今現在実践中のつみたてNISAやiDeCoで毎月インデックス積立、そして通常口座でのeMaxis Slim S&P500インデックス毎月積立、の3本柱というスタンスにしようと考えています。

 

 

今後は海外ETF+インデックス投信の積立で資産運用していきます!

 

長々と文章を書いてきましたが、自分の投資方針を見直して変更する、というのは思った以上に納得するまで労力がかかりますし、かつ勇気が要ります。

 

これまで米国個別株投資は最高だ〜!などとブログで散々書いてきたわけですが、米国個別株投資自体は否定したいわけでなく、あくまでも自分の投資スタイルを見直した結果ですので、今後はETFと投資信託を活用してグローバル投資を実践していく次第です。

 

なお海外ETFのポートフォリオに関しては、次回の記事で紹介することにします。