新規設定!私が選んだ海外ETFとポートフォリオの紹介
今回はこれから新たに運用する海外ETFと、基本ポートフォリオについて紹介します。
天楽式海外ETFポートフォリオの新規設定
先日の記事で、米国高配当株による個別株投資から海外ETF中心のポートフォリオに切り替えることを宣言しました。
そこで私が考えた今後の海外ETFポートフォリオは以下の通りです。
シンプルに6つのETFのみで構成されています。
それぞれのETFの特徴と選定理由について、簡単に説明します。
(以下2018年7月時点のデータを参照)
①VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)
・先進国や新興国市場を含む、約47カ国の約8,000銘柄から構成されている
・全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバー
・経費率: 0.10%
(バンガード社公開資料より引用)
選定理由: 国際分散投資が可能なETFを一つポートフォリオに加えたかったため。米国以外にも中国やインドなど新興国の経済成長にも注目。
②VOO(バンガード・S&P 500 ETF)
・米国大型株で大部分を占めるS&P500指数のパフォーマンス連動を目指しているETF
・構成銘柄数は500銘柄
・経費率: 0.04%
選定理由: VOOに関してはこれまでNISAで積立していたため、今まで通り継続して採用。
③VHT(バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF)
・米国のヘルスケアセクターの大型、中型、小型株に投資
・構成銘柄数は362銘柄
・経費率: 0.10%
・構成銘柄上位は以下の通り。
選定理由: 米国ヘルスケアセクターの過去リターンは他のどのセクターよりも優れていたこと。ヘルスケアセクターはディフェンシブとグロースの2つを合わせ持つことから、セクター戦略としてこのETFを採用。
④VDC(バンガード・米国生活必需品セクターETF)
・米国の生活必需品セクターの大型、中型、小型株に投資
・構成銘柄数は99銘柄
・経費率: 0.10%
・構成銘柄上位は以下の通り。
選定理由: 同じくセクター戦略として、生活必需品セクターに投資するVDCを採用。元々保有していた個別銘柄が多数なので、馴染み深い。
⑤VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)
・米国大型株の中でも、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を重点的に組入れ
・構成銘柄数は384銘柄
・経費率: 0.08%
選定理由: VOOと同じくVYMもNISAで積立をしていたため、継続採用。
⑥HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF)
・配当水準が比較的高い米国株式に投資
・構成銘柄数は75銘柄
・生活必需品、ヘルスケア、エネルギーの構成割合が高い
・経費率: 0.08%
・直近分配金利回り: 3.72%
(ブラックロックHPより引用)
選定理由: 高配当戦略として分配金利回り3%以上あるETFを採用。生活必需品、ヘルスケア、エネルギーセクターの比率が高いことから、シーゲル流投資をこのETF1本である程度カバーできるのも魅力的。
目指したのはシンプルなポートフォリオ
以上、海外ETF6銘柄からなるポートフォリオを新規設定しました。
全世界インデックス、米国株インデックス、セクター戦略、高配当戦略の4つをコンセプトに、それぞれ6つの銘柄に分散しています。
個人的には今までの個別株投資と比べて、だいぶシンプルにポートフォリオを構築できたかな、と感じており、全体のバランスを考えながら適宜追加買い増しをしていく次第です。
やはり投資はシンプルが一番です。