天楽のグローバル投資LIFE

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個人投資家に必須の財務諸表分析力を高めるオススメ書籍を紹介

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個人投資家を名乗る以上、企業の業績や決算内容を理解する能力が求められるのは言うまでもありません。

 

上場企業であれば毎四半期ごとに企業の決算発表が行われるため、忙しいサラリーマンでもわざわざ株主総会に参加しなくても、企業のホームページにアクセスして公表されているIR資料から業績の良し悪しを把握したり、投資対象として適格かどうかを判断できるわけです。

 

しかしいざ企業が公表している決算資料を読んでも、何が書いてあるのかよく分からない、どこをどういう風に読めばいいか分からない、という悩みが多いのも事実です。

 

私自身も投資家デビューを果たした当初は、何百ページにもわたる決算資料を目の当たりにして、幾度も決算内容の分析に挫折した経験があります。

 

しかしそんな素人な私でも今ではある程度決算資料を分析できるようになり、企業の決算内容をブログで公開したり、投資をしている友人や同僚と情報交換したりしています。

 

今回はズブな素人の私でも理解しやすかった財務諸表分析に関するオススメ書籍を紹介します。

 

 

ファンダメンタル分析力を高めるオススメ書籍はこの3つだ!

 

 

①株式投資の学校[ファンダメンタルズ分析編]

 

 

「お金の学校」として有名なファイナンシャルアカデミーから出版されているファンダメンタル分析について書かれた書籍。

 

前半は定性分析を中心に企業の将来性を見抜く方法や、今後有望なセクターについて記載されており、後半で企業の財務諸表分析についての方法論がケーススタディ方式で記載されています。

 

投資初心者が最初に読むには最適な本だと言えます。

 

 

②株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書

 

 

著者は公認会計士であり個人投資家という肩書きを持っており、会計の基本的な内容から投資家向けの実践的な分析方法まで幅広くカバーしています。

 

個人的には第5章の応用編に記載されている「粉飾決済の見抜き方」が大変参考になりました。

 

 

③運、タイミング、テクニックに頼らない 最強のファンダメンタル株式投資法

 

 

個人投資家の間で有名なv-com2さんが執筆されたファンダメンタル分析の書籍。

 

v-com2さんは株主優待の新設や東証一部への昇格などを先回りして投資する手法に定評ありますが、そのファンダメンタルの見極め方については普段米国株投資をしている方にも役立つ内容が本書には記載されています。

 

  • ROE投資配当利回りと株価の関係
  • 自己株式の取得、処分等が株価に与える影響
  • IFRS適用会社における「のれん」の会計処理や「会計方針の変更」が与える影響

 

など、会計に関する発展的な内容についても書かれており、すでに投資歴が長い人にも再読の価値アリな書籍です。

 

 

ファンダメンタル分析を極めれば投資はもっと楽しくなる!

 

ファンダメンタル分析をすると、企業の財務諸表に書かれた数値の背景や意味を深く考えるようになり、分析対象企業のビジネスがより理解できるようになるため、投資家としては非常に知的好奇心が湧く楽しい作業です。

 

実際に自分が分析した結果を元に仮説を立てて投資の意思決定を下し、その投資が成功すればこれほど嬉しいことはありません。

 

もちろん個人投資家の中にはチャートの動きから投資判断をするテクニカル分析を好む方もいますが、個人的にはファンダメンタルズ分析の方が性に合っているなと感じています。

 

今後も様々な企業を分析して、その内容をブログでもお伝えできればなと思っています。

 

 

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