2017年NISA投資の反省点と今後の方針
2017年もあと2カ月となりましたが、今年のNISA枠はすでに皆さん使いきりましたでしょうか?
私の2017年NISA投資の反省点
現行NISAは年間120万円までが非課税枠として活用でき、2018年から始まるつみたてNISAとは異なり、対象商品は個別株やETF、投資信託など幅が広いです。
さて、私の場合は夫婦共に現行NISAで運用をしておりますが、2017年におけるNISAでの投資方法は、お互い以下の通り異なっておりました。
【私】米国高配当株(AT&T、ファイザー、ロイヤルダッチシェル等)を約120万円分購入
→投資タイミングは都度購入
【妻】海外ETF(VOO、VYM)を約120万円分購入
→投資タイミングは四半期に一度購入し、積立していく方針
私の場合は米国高配当銘柄をNISAで都度購入、妻の場合は海外ETFを四半期に一度NISAで購入する、というスタンスでいました。
結論から申し上げますと、2017年のNISA投資パフォーマンスだけでしたら、妻の方が圧勝です。
元々妻が投資を始める際に、NISAで海外ETFの定期積立を勧めたのは私でした。
妻がVOOやVYMといった海外ETFを積立してくれている、という安心感から私は個別株をNISAで運用していましたが、実は私も2018年からNISA投資は海外ETF一本に切り替えよう、と考えています。
NISA & 個別株投資はやはり難易度が高い!?
上記のように考えるようになったキッカケは、私が保有しているAT&Tが急落したことです。
実は今年の年始くらいから、私はAT&Tの株をNISAで都度購入していました。
私がAT&Tを購入していたときの平均取得単価は40ドル台となっており、今にして思えば、ほぼ天井付近で購入を繰り返していたことになります。
その後AT&Tだけでなく、ファイザーやロイヤルダッチシェルをNISAですかさず購入したため、私は今年の夏くらいまでにはNISA枠を完全に消化しきっていました。
結果的にこれらの銘柄を購入したことで、毎月の受取配当金が増えたのは良かったのですが、ちょうど今秋くらいにAT&Tの株価が急落してから、AT&Tの追加買い増しがNISA枠の上限を超えてしまっているがために、見送らざるを得ない状況となってしまいました。
もう完全に投資タイミングを間違えましたね。
ではなぜ私がNISA枠の消化を焦ってしまったのか?
その理由は以下の通りです。
- NISAは年始からフルインベストすれば、非課税メリットにより、四半期ごとの受取配当金を最大化できると考えていたから
- AT&Tはそこまでボラティリティが高くない銘柄だとタカをくくっていたから。
結果的に2017年の私のNISA 投資は、まさかのAT&Tの急落時に、追加買い増しもできずに終了しました。。。
もちろん購入したAT&Tは継続保有しますが、今回の件で感じたことは、やはりNISAで個別株投資は私には難易度が高いな、と実感したことです。
2018年NISAからは海外ETFの定期購入に切り替える
今回のAT&TのNISA 投資による反省を踏まえて、2018年以降から海外ETFの定期積立購入に切り替えます。
このようなシンプルなルールを自分に課した方が、NISAで成功しやすいと考えました。
ちなみに我が家では年間非課税枠120万円をフルに活用したいので、夫婦共に現行NISAで合計240万円分の非課税枠を海外ETFで投資することにします。
そして米国高配当銘柄への投資は、これまで同様に特定口座にて買い増ししていきます。
この反省は2018年で必ず活かす!