天楽のグローバル投資LIFE

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女王の教室から学ぶ この世で人が羨む幸せな暮らしができるのはたったの6%

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私は普段TVドラマなどはほとんど見ないのですが、2005年に放送された「女王の教室」というドラマだけは最後まで興味を持って見続けました。

 

この作品の特徴は、天海祐希さん演じる主人公の阿久津真矢が、冷酷かつ独裁的な鬼教師として教室に君臨し、生徒たちと対峙する異色の学園ドラマ、という点にあります。

 

日々生徒達に世の中のブラックな部分を話し、残虐かつ過酷な試練を与え続けるという、なんともえげつない内容ですが、最終的には「子供達の自立と成長」をテーマにした作品となっています。

 

あまりにもセンセーショナルな内容に、放送開始直後は批判が殺到していたようなのですが、最終回では視聴率25.3%という記録を叩き出すなど、当時を代表する人気のドラマとなりました。

 

 

この世で幸せな暮らしが送れるのはたったの6%

 

上記のようにかなり衝撃的な内容のドラマですので、女王の教室には数々の名セリフが誕生しています。

 

例えば以下のようなものが挙げられます。

 

 

愚か者や怠け者は、差別と不公平に苦しむ。賢いものや努力をしたものは、色々な特権を得て、豊かな人生を送ることが出来る。それが、社会というものです。あなたたちは、この世で、人もうらやむような幸せな暮らしが出来る人が、何パーセントいるか知ってる?たったの6%よ。

 

つまり今学校でやるべきこともやらず、ダラダラと過ごしている人間は、将来言いようのない差別や不公平に苦しむ、ということを示しています。

 

そこで一部の生徒から、

 

「懸命に勉強して良い大学、一流の企業に入ることだけが人生じゃないと思いまーす」

 

などと批判されるわけですが、阿久津先生は以下のように一蹴します。

 

ふんっ。スポーツや芸術で成功する確率はもっと低いの。一流になる人間は、一流の指導者の英才教育を小さい頃から受け、血のにじむような努力をしているんです。あなたたちのような凡人に、今からそんなことが出来る?あなたたちは、もう有名私立小学校に通う生徒たちからずっと遅れをとっているんです。イメージできる?彼らはこうしている間にも、あなたたちが経験したことのないような裕福な生活をし、決して手に出来ないような、特権やサービスを受けているんです。

 

 

そして極め付けはこの一言!

 

 

いい加減、目覚めなさい。日本という国は、そういう特権階級の人たちが、楽しく、幸せに暮らせるように、あなたたち凡人が、安い給料で働き、高い税金を払うことで、成り立っているんです。そういう特権階級の人たちが、あなたたちに何を望んでいるか知ってる?今のままずーっとおろかでいてくれればいいの。

 

これってまさに資本主義社会そのものですよね。

 

よく巷のニュースで、日本は金融後進国だの、国民の投資に対する関心度が低いだの、と叫ばれていますが、これってあえてそういう世の中の幸せになれる仕組みを教えないでいることで、一部の特権階級が得するようにできている、と解釈することができます。

 

つまり阿久津先生がおっしゃってるように、国民は何も知らず一生愚かでいてくれればいい、ということになるわけです。

 

こうして、この世で人が羨む幸せな暮らしが出来る人はたったの6%という結果になるのです。

 

この「幸せな暮らし」の細かい定義については説明は省きますが、概ね世の中の真理を突いているな、と思います。

 

さて、そんな凡人である私たちは一体今から何をしたら良いのでしょうか?

 

そうです、資産運用です。

 

資産運用によって所得を増やし、倹約に努めて、自身の財産を最大化する努力をしなければいけません。

 

資産運用の勉強をロクにせず、毎日のんべんだらりと何も考えないで過ごしている愚か者は、将来差別と不公平に苦しみます。

 

いい加減目覚めなさい!