【SHAK】NY発ハンバーガーチェーン シェイクシャックは投資対象として魅力的なのか!?
先日NY発ハンバーガーチェーンのシェイクシャックに行ってきました。
ハンバーガーと言えば米国株投資家の間でも人気の高いマクドナルドがすぐ思いつきますが、私個人は年のせいかマクドナルドのハンバーガーの味があまり好きではなく、また脂っこさが原因で腹痛になったこともあるため、しばらくハンバーガーを敬遠していました。
しかし今回知人の紹介でシェイクシャックを勧められ、約5年ぶりにハンバーガーを食べに行きました。
シェイクシャックは味は抜群だが株価はイマイチ!?
シェイクシャックはハンバーガー、ホットドッグ、クリスピーチキン、フローズンカスタードなどのメニューを揃えており、また店内ではビールやワインも販売しています。
ハンバーガーと言えばジャンクフードなイメージですが、シェイクシャックは健康志向と厳選された良質な素材を扱うことから、従来のハンバーガーチェーンとは一線を画しています。
さて今回私が注文したのは、シェイクスタック(写真右下)というマッシュルームが入ったハンバーガーと、スモークスタック(写真右上)というアップルウッドでスモークしたベーコン入りのバーガー、フライとレモネードです。
実際に食べてみた感想は、
めっちゃ美味い!!
この一言ですね。
肉のジューシーさに加え、肉厚なマッシュルームの存在感、ちょっとピリ辛なベーコンに食欲をそそる濃厚な独自のソース。
フライもカリッとした食感に塩の味がアクセントとしてしっかり効いており、そこにレモネードの甘酸っぱい爽やかな味が口の中に広がる。
正直今まで食べたハンバーガーの中で断トツに美味ですね。
さて、そんなシェイクシャックの株価はどうなっているのか??
うーん、株価は2015年以来下落に転じており、その後もヨコヨコに推移しております。
同業のマクドナルドが華麗なる右肩上がりのチャートを描くのとは反対に、シェイクシャックは残念ながら今のところ市場からは評価されていないようです。
直近の2Q決算ではEPSが市場予想の$0.16に対し、$0.20と健闘しています。
売上高は約$9,130万となっており、前年売上高対比で37.4%増という結果に。
これだけ見てると非常に良好な決算のため、株価ももっと上昇してもいいのではないかな?と思うのですが、同社の通年売上の見通しは3億5,100万〜3億5,500万ドルで予想より弱いのが株価に響いていると思います。
マクドナルドのような老舗連続増配銘柄とは異なり、シェイクシャックは2004年創業の歴史の浅い企業であるため、決算が良好でも業績インパクトが乏しいと株価が反応しない結果になってしまいます。
ちなみに配当は無配です。
シェイクシャックは投資対象として魅力的なのか!?
私個人の考えとしては、現時点ではシェイクシャックに投資するメリットは少ないように感じます。
元々私の投資スタイルは高配当かつ連続増配銘柄によるインカムゲイン投資なため、シェイクシャックはまだ投資する段階ではないと判断します。
しかしスターバックスのように人気化して一気に株価がブレイクする可能性も秘めた銘柄なのかな?と個人的には思います。
シェイクシャックもマクドナルド同様にライセンス契約などでロイヤリティ収入を得ているため、フリーキャッシュフローの安定に寄与しやすいと考えられますし、今後もワールドワイドに販路を拡大していけば、よりマクドナルドに近い強固なビジネスモデルを築けるチャンスも十分あり得ます。
マーケットが楽観的な今となっては、マクドナルドのような安定老舗銘柄が多くの人に好まれるでしょうが、個人的にはシェイクシャックも注視するに値する銘柄であると考えます。